だーくいりゅーじょふのblog

だーくいりゅーじょふ所属の元祖小池屋のブログになります。

元祖小池屋のゲーセンライフ ♯02 カプコサーカス

「悪い、タイヤがパンクした」

カプコサーカスに行こう、と誘ったSの父から出た言葉である。
車内で私と友人2人はズッコけた。
その日は行くことは諦めて友人宅で遊ぶ事になり一週間後、改めてカプコサーカスに向かう事になった。

友人Sの家はゲーム好きの兄弟で長男が社会人でお金があり、ゲーメストを週刊で買っていた。中学の頃の自分にしてみればゲーメストは大変高価でSの家に行ったときは熟読したものである。1回目のお流れの時も家で熟読した。
Sの家はマニアックな漫画が多く、シャドウスキルとか色々と読ませて頂いた。
彼の兄はPC98も所持しており、そこで出会ったディスクステーションからまた私の運命が変わっていくのだが…それはまた別のお話。

日を改めてカプコサーカスに連れて行って貰った訳だが、そこの光景は衝撃的だった。

見たことのない大型モニタが付いた筐体のビデオゲームネオジオ以外のゲーム、体感ゲームと大はしゃぎだったのを覚えている。
ゲーメストで存在しか見た事がなかったゲームがそこで動いているのは「やっと会えた」と思いながらワクワクした時間を過ごした。

衝撃だったのがタイトーがリリースしたダライアス外伝で画面の美しさ、シューティングらしからぬ音楽が流れて当時の自分には未知の衝撃が来たのを覚えている。
その流れはゲーメストが出していた攻略本、ゲーメストムックのダライアス外伝を購入、セガサターンを購入した際にバーチャファイターそっちのけでダライアス外伝を購入した辺りが自身どんだけのめり込んでいたのか良く分かる。
ダライアス外伝は敵のホーミングレーザーの挙動に慣れる事ができず、今でも遊ぶ時は
深海エンドでクリアするだけのライトユーザーではあるが。

またSの家にあるゲーメストで読んだ中でプレーしたかったナムコがリリースしたアウトフォクシーズは良く遊んだ。〇し屋同士が「手段を問わず敵を倒す」対戦アクションゲーム、人間大砲、ラスボスはヘリで潰されるなどギミックだらけで動かしているだけで楽しいゲームだった。
移植されても良い出来ではあるが、〇し合い、登場キャラに幼い双子がいる世界観なので現代では色々と困難なんだろうなと諦めてはいる。

 

アウトフォクシーズについては後々また登場しますが、それもまた別のお話。

流れとしては昼頃に遊びに行って夕方頃に帰る。
中々おいそれといく事は難しい立地にあり、Sの親の都合もありおいそれと行く事は難しい。
週末の午前中に私と友人3人で隣町に自転車で遊びに行った時にSが提案した。
「これからカプコサーカスにいかね?」